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ことばの発達 |
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■幼児語と丁寧語 |
「4才なのに まだ幼児語がとれなくて・・・」 という相談を受けました。 幼児語は年齢が小さいから出るというものではありません。 まったく幼児語を経ない子どももいます。 ただ相手をする大人が、子どもの年齢が小さければ小さいほど なぜか子ども相手に幼児語を使うのです。 「おくちゅ、はきましょうね」(くつ、はきましょうね) 「じょうじゅに できまちたか?」(じょうずに できましたか?) こんなふうに! この 大人が使う幼児語が、正しいことばとして子どもにインプット されているケースや、 唇・舌の動きの未発達、または構造によって 子どもは発音している つもりでも発音できないケースなどがあります。 いずれにしても、子どもの年齢に関係なく、まず周りが正しいことば を使うことが大切です。 唇・舌の構造によるもの以外でしたら 無理やり何度も練習させたり せずに、そのように正しいことばの中で過ごせば少しずつ幼児語も 出なくなります。 正しいことばがけをして、しばらく様子を見ましょう。 年長児でも幼児語が残っている場合もあります。 あせらずゆったりと見守りたいですね。 大人の幼児語に関しては、子ども可愛さのあまり ついつい使って しまうこと・・よくあります。 ついつい使ってしまうといえば丁寧なことばも同じです。 何でも‘お’をつけてしまう・・ ‘おめめ’‘おはな’‘おくち’ ‘おてて’‘おようふく’ などなど 幼稚園に実習に来た学生が(幼稚園教諭になるための実習)、 「おうがいしましょう」 と子ども達に呼びかけたのには 一瞬‘えっ?’っとなってしまい ましたが・・・・(笑) 幼稚園(保育所)で 指導者は、正しいことば、丁寧過ぎないことば を使うように心がけます。 それは、その‘お’がついた ことばを そのまま 子どもは ひとつの 単語としてインプットしてしまうからです。 家庭でも子どもを赤ちゃん扱いするのではなく、一人の人として ことばがけをしながら 愛情表現をしたいですね。 現在は正しいことばを使えない人が増えていますが、先生や子どもに かかわるお父さん・お母さんだけではなく、みんなが正しいことばを 美しく話すことができたら すばらしいですね。 ![]() |
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