Kids Canvas  EQ・IQを伸ばす育児の知恵と幼児教育
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           『 ことばは 心の表れです 』

  感情を表現することばを持たないということは、その感情が自分の
  ものではないということです。


  「対人知性で大切なのは腹の底から出てくる信号を受けとめること」
                    by  ハワード・ガードナー


  心の信号=感情を表わす ことば です。

  子どものことば(心の信号)の受けとめ方ひとつで、
  子どものEQは変わります。                  


  すぐにキレる、あきらめる、・・・なんて、感情の波にのまれずに、
  上手にコントロールして EQを高め、波をのりきれる人になってほしい・・・
  子どものことばの上手な受けとめ方って?


 ○幼稚園の子ども達と先生の会話  4才

  「あのね、今日 ママとバスに乗ってきたの。
   そしたらネコがひかれて死んでたの」

  「あら、かわいそうに」(先生)

  「あのね、ぼくも今日、幼稚園に来る時、
   うちんちの前にイヌが車にひかれて死んでたんだよ」

  「あら、○○くんの家も?かわいそうね」(先生)

  それを聞いていたYくんが目をキラキラ輝かせて

  「あのね、あのね、うちんちもね、ぼくが幼稚園行こうと思って
   玄関あけたらね、キリンが車にひかれて死んでたんだよ」

  「ふーん」 

  と、他の子ども達は真剣な表情で聞き入っていた。




  この会話を聞いて、あなたがYくんのお母さんならどう受けとめますか?

    ‘ウソ言うんじゃないの’ ?
    ‘面白いこと言っちゃって’ ?

  Yくんは うそをつこうとして話したのではありません。
  まして笑わせようとも・・・。

  自己主張したい、‘ぼくの話も聞いて!’という気持ちからです。

  連想が連想を呼んで、
  現実のことと想像上のことが境目なくからみ合って発せられたことば、
  自分の中では本当のこと(気持ち)をことばに表したのです。

  ‘すぐにウソを言う’とか‘面白いことを言う’
  ということ、ありませんか?

                                                 △TOPへ

 ○子どもと母親の会話   3才

  子どもがお絵かきをしていて、

  「何を描いているの?」(母)

  「ケッタカビームドンシャ」

  「え?何て?もう一度おしえて」(母)

  「これは、スプーンガシュエマリン」

  「えー?スプーンガシュ・・・なんだっけ?」(母)

  「これは、ギュウメンラッタ」

  「えっ???」(母)

  「これ、雨なの」 




  こんな会話の中で、

  ‘コロコロ言うこと変わって・・・!
   雨だったら雨ってどうして最初からそう言わないのかしら?’

  ‘何語かわけわからないことばかり言って・・大丈夫かしら?’


  なんて、思いませんか?

                                                 △TOPへ
 

  おとなの価値観にあてはめて、子どものことばを受けとるのではなく
  子どものあるがままの心からの信号に耳を傾けましょう。

  子どもは五感をはたらかせて、好奇心旺盛にいろんなことを知ろうと
  アンテナをはりめぐらせています。

  子どもがことばを発する時というのは、アンテナで受けた刺激に
  心が動いた時です。そして、それを伝えたい時です。



  ‘キリンが車にひかれて死んでいた’

  というYくんの話を聞いた他の子ども達は、真剣な表情でした。
  それは、自分達も今までの経験をイメージとして頭に描いていて
  Yくんの話とつなぎあわせてさらに連想をしていたり・・・、

  イメージを共有して受け止めているから・・・。
  お互いに通じ合っているのです。

  ‘ウソー’となったり、大笑いしたりしません。



  最終的に‘雨の絵’ができあがった会話も・・・
  子どもの中では、

  ‘ケッタカビームドンシャ’も‘スプーンガシュエマリン’も
  ‘ギュウメンラッタ’も、


  イメージ化されたものだということを受けとめれ

  ‘最初っから雨と言って’とか‘わけわからない’とはなりません。

  もしかしたら、

  ケッタカビームドンシャという基地にスプーンガシュエマリンという
  ロボットが住んでいて、そこにギュウメンラッタという悪者がやって
  きて基地の宝物をねらって・・そしてそんな時に雨が降ってきたので、
  みんなグシャグシャ雨にねれて、雨にかくれて・・・。

  ハッピーエンドな素敵な物語かも?です。
                                              △TOPへ  

    あなたが豊かな感性を持ち、
    心を揺さぶったできごとに共感し、
    イメージを共有して
    同じ目の高さで受けとめてみましょう!



  経験にプラス自分流のイメージを加え、素直に自分のことばで
  表現する子ども達。

  心が豊かであればあるほど、ことばの表現も豊かになります。
  あなたの上手な受けとめ方で子どもは、
  ことば・心が伝わったという喜びでいっぱいになります。


  ‘お母さんは ぼく(わたし)の気持ちをわかってくれる’

  という安心感が自分も相手を受け入れようという思いやりへと
  育っていきます。EQが高まります。

  さらに、小さなことに気付き、観察し、感じ、考え、
  もっと表現するようになります。


  ‘ウソ’と捉えたり否定したりはもちろん、子どもの感動のことばは、
  うっかりすると聞き流してしまうくらい頻繁で、この‘聞き流し’も
  上手な受けとめ方にはなりません。



  子どもが「ねえ、ねえ、聞いて」と話しかけた時、それは伝えたい
  です。

  ついつい「ちょっと待って」「あとでね」なんてありませんか?

  ちょっと待ったら、後になったら、その表現、心の動きは再現できません。
  消えてなくなります。

  その心の動きはその時だけのものです

                                        △TOPへ


 親が豊かな感性を持つって?


  道に咲いている小さな花を見つけて‘きれい’と思う心のゆとり
  がありますか?

  思うだけでなくそれが自分なりのことばとして表現できますか?


  子どもがアリに興味を持って話し始めたら、あなたもしゃがんで、
  いっしょにアリを観察して、アリに興味を持つことができますか?


  風を見たことがありますか?子どもには風が見えます。

  「きのう、風 見たんだよ」
  「え?風は目に見えないでしょ?」
  「木が動いてたの」



  周囲の眼を気にして‘常識’にしばられ、‘固定した概念’ですべてを
  判断していると、子どもの感性を上手に受けとめることはできません。

  あなたのEQ が豊かになれば、子どものEQも伸びます。

                                        △TOPへ


 上手な受けとめ方は

   ○あなたが豊かな感性を持つこと
              ↓
    感情を表現することばをたくさん持つこと

   ○イメージを共有すること

   ○共感を持ってあるがままを受け入れること

   ○おとなの基準で判断しない・否定しない
              ↓
     ‘ウソ’と思い込まない
     ‘下手な表現’と決めつけない
     ‘間違ったことば’と受けとらない

   ○聞き流さない



 上手な受けとめ方から子どもは

   ○自分を理解してくれたことで安心感を持つ

   ○ことばにしたことを間違っていなかったと思え、自信につながる

   ○もっと表現しようという意欲につながる

   ○いろんな表現を経験することでまた、相手の表現・気持ちを
    理解できるようになる

   ○思いやりがあって、人とかかわる力が身につく


                                              △TOPへ


  メールマガジンで感性豊かな子どものことば・様子を紹介しています。
  子どもの感性に触れ、あなたがどう受けとめるか思い描いて下さい。

  と同時に、子どもの感性から‘概念にとらわれない’ってどういう
  ことか逆に学びとってみて下さい。



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