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ことばの発達 |
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■文字を書く |
「先生、『げんきでね』って書いて!」 「先生、『このえ、がんばってかいたの』って書いて」 4才児クラスで、引っ越していく友達に絵を描いて渡すことになりま した。 その絵に手紙も書き加えたいということで、自分で文字を書けない 子が、言ってきたのです。 自分の気持ちを伝えたいという思いはみんなとても強く、 文字を書きたいという気持ちがとても伝わってきます。 文字を読むといっしょで、この文字を書きたいという気持ちが 出てから、書くことをはじめましょう (文字を書くことに興味を持つ・持たないは環境次第です。 友達だけではなく、おじいちゃん・おばあちゃんへの手紙、 お母さん・お父さんへの誕生日カードなどなど、楽しく書いて 喜んでもらうなど・・・)。 いまは、小学校入学までに ほとんどの子どもが‘文字を書く’こと ができています。 子どもの‘書きたい’を待っていられずにあせってしまいがちですが 気持ちがいちばん大切です そして次に大切なのが、段階をおってのステップアップです。 書くのももちろん名前から入ってもいいのですが、‘書く’段階を おうというのは、字の画数が少ないものから入るということです。 ‘読む’とは違って‘書く’のは、きっちりとした書き順があると いうこと、書いたひらがなが見た目正しければそれでいいということ ではありません。 いちど手が覚えた順番はなかなか改めることができません。だから 書き順に関しては最初が肝心で、段階をおうことがとても大切になっ てきます。 まずは、一画で書く「く」「し」からです。 間違った書き順を覚えてしまわないように、そして段階を進んでも 鏡文字にならないように、しっかりとしたワークブックで、 ‘書く’ことを楽しみましょう。 はじめてかくひらがな(上) (下) ‘はらい’や‘はね’など細かなところまで最初に身につくように、 あたたかく見守って補助してあげましょう。 |
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