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  こども心へ〜おとな心
 をときほぐして・・・

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   『 ことばは 心の表れです 』

  対おとなだと、ことばが足りなくて、それでも

  「言わなくてもわかる」

  ことが‘良’とされます。

  対子どもには、子どもがわかっていても、なぜか言い過ぎて
  しまいます。


  言っていいことば、
  言ってはいけないことばって?



「〜してはいけません」「ダメ!」など否定・禁止のことば

  電車の中で「ジュース!」と言い出す子ども。

  「ジュースなんてあるわけないでしょ!」
  「いや、ジュース、ジュース」
  「ないものはしょうがないの!」

  と、子どももお母さんもしばらく不機嫌なやりとり。

  こんな時、ちょっと一呼吸おいて

  「のどがかわいたの?家に帰ったら飲もうね」

  と肯定のことばを発信してみましょう。


  自分のことばをいつも否定されたり禁止されたらどうでしょう?
  やる気を失い、自信もなくなってしまいます。


「〜ちゃんお利口ね」というほめることば

  こんなふうにほめると、子どもは喜んでやる気も自信も出てくると
  思っていませんか?

  「〜ちゃんお利口ね」ではなく、

  「〜ちゃんが今日お手伝いをしてくれたからお母さんとても
   嬉しかったよ。こんなに早くできて助かっちゃった」

  と、子どもの具体的な行動に対してのあなたの気持ち
  伝えましょう。

  ‘お利口’‘良い子’とほめられると、ほめてほしいから行動する
  ようになります。

  評価をもらうための行動は交換条件といっしょです。


  自分の行動によって、相手がどんな気持ちになったかを知ることで、
  相手のために何ができるかを考え、行動できるようになります。


「早く〜しなさい」「ちゃんと〜しなさい」という命令のことば

  「早く〜しなさい」「ちゃんと〜しなさい」ではなく、
‘早く’は間に合えばいいわけで・・・


  「時計の長い針が‘12’になるまでにお片づけができたらバスに
   間に合うよ。どうしたら間に合うようにできるか考えて片付け
   ようね。バスに間に合ったら、お母さん嬉しいな」


  とことばがけしましょう。


  まずひとつ、‘早く’と‘ちゃんと’ということばは、考える時間
  を取り上げ、失敗もできないという意味につながります。
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  そしてもうひとつ、「〜しなさい」という命令は、命令されたから
  する、逆に命令・指示がないと何もできないということになります。



  ふたつが重なって、「早く〜しなさい」「ちゃんと〜しなさい」と
  言われ続けると、

  自分では考えずに指示を待ち、また指示されたこと以外には気がま
  わらないから、予想外のことにどうしてよいかわからずにあわてて
  しまい、そして更に、

  ‘自分は何をやっても遅い’‘ちゃんとできない’

  と悪循環になります。

  このことばの上に「つべこべ言わずに・・」なんてつけたら、ます
  ます子どもは自分で考えなくなります。

  ‘つべこべ’も心の信号です。上手に受信してあげましょう。



「〜ちゃんはしっかりしているのに・・」他の子どもと比べることば

  〜ちゃんと比較するのではなく、

  「昨日は途中でやめちゃったけど、今日は最後までできたね」

  子ども自身のちょっとした変化をひろい、ことばにしましょう。

  負けないために行動するのではなく、自分自身が進歩できたことを
  自信につなげましょう。

  〜ちゃんと同じようでは、ロボットになってしまいます。


  ‘自分らしく’が、人とは違う豊かな創造力につながります。



「わかったわね」「楽しかったでしょ」などの断定的なことば

  断定的なことばの裏にはあなたの

  「決して‘わからない’‘楽しくなかった’なんて言わせないわ」

  という気持ちが込められています。


  ‘わからない’‘楽しくなかった’という、‘NO’と言えない
  状況を何度もつくると子どもは、心の信号を発信する必要がないと
おとなでも‘NO’は難しいわけで・・・

  感じ、発信する必要性がなくなると思考回路も動くことをストップ
  してしまいます。

  心の表れがことばになり、ことばが思考の支えです。

  友達に嫌なことをされた時、

  ‘NO’ときちんと言える強さ
を育てましょう。

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