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 親の過度の心配や期待、
 競争心などが、子どもの
 興味や関心、ペースなどを
 隠して見えなくしてしまい
 ます。

 そういう早期教育は子ども
 の心の発達をゆがめてしま
 います。


 子どもにのめりこみ過ぎず
 自分自身を高めることに
 目を向けてみれば・・・

 お母さんが高まることで
 子どももまた高まります。

 
‘育児は育自’・・・
 子ども年齢と親年齢は
 同い年です。

 オーガニックな育児と育自
 で、心地よく輝くことを
 教えてくれる一冊です。

  
   月刊 COOYON

                 



  どっち?    早期教育の賛成と反対
 ■早期教育は良い?悪い?

  「三つ子の魂百まで」と古くから言われてきたり、
  「脳は3歳ごろまでにその大部分が成長する」(脳の神経細胞をつなぐ
  シナプスの数が3歳頃には大人と同じ数になる)という脳科学の研究
  からも、

  乳幼児期の教育(早期教育)がとても大切で必要なものとしてとらえ
  られるケースと、

  良い環境や刺激は大切だけど、過度の勉強や習い事(早期教育)は、
  心の成長をゆがめてしまうので望ましくないととらえられるケースに
  大きく分かれます。


  「早期教育」を考える時に、「臨界期」の例によく出されるのが、
  「狼に育てられた姉妹、アマラとカマラ」の話ですが・・・、

  狼に育てられたアマラとカマラは、四足で歩き、生肉を食べ、夜に
  目が利き遠吠えをする・・というように、まさに人間に生まれて狼に
  育った姉妹です。

  「人は人として生まれるのではなく人として育つ」と言われますが、
  乳幼児期の環境、接し方、刺激が、その後の人としてのありかたに
  大きく影響してきます。

  「小さくて何もわかっていないから・・・」と、親が子どもにあまり
  働きかけをしないと、使われないシナプスが減っていき、不要な能力
  として追いやられてしまいます。


  ただ、このように「早期教育」の大切さが示されれば示されるほど、
  今度は過度な働きかけで過干渉になり、そんな元での「早期教育」
  はというと、

  「早すぎる教育は、遅すぎる教育より、たちが悪い」
                        by 高良 聖

  というように、その後の人格形成にも悪影響を及ぼすことにもなり
  かねません。


  子どもに働きかければ、その働きかけがちゃんと伝わったかどうかを
  確認したくて念押ししたり、試したり、執拗に繰り返したり・・・
  と、子どもと接するようになります。

  たとえばフラッシュカードなどは、‘意識をせずに見る’だけなの
  ですが、本当に身についているのかを確認したくて

  「これ、見たことがあるでしょ?これはなあに?」

  なんて、質問攻めにしたり・・・、

  ひとつのことができると、もっともっとと上を目指して、期待をかけ、
  子どもの機嫌が悪かろうが、気が向かなかろうが、

  「繰り返しと継続が大切だから・・・」

  と、推し進めたりしてしまいます。

  こうなってくると、自分の意志よりも与えられることが当たり前で、
  常に受身で自分で考えるということをしなくなります。

  そしてその積み重ねが、無気力、無関心、無感動、社会性の欠如、
  自暴自棄・・・、などなどいろんなマイナス面の元になってきます。


  小学校受験を考えていたり、受験をしなくても、スピードアップした
  現在の小学校教育についていけるかどうかが心配だったり、

  「早期教育」については「もっと早く!」「人より早く!」という、
  子どものペースや気持ちに関係なくすすめられることが多いことが
  その弊害を示す大きなポイントではないでしょうか?
                                                                 


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