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 小学校1年生の子どもに

 「大きくなったら何に
  なりたいの?」

 と尋ねました。すると

 「サラリーマン」

 というこたえが返ってきて
 驚きました。


 ‘サラリーマン’が具体的
 にどんな仕事をして、
 その仕事のどこに魅力を
 感じているのかを尋ねた
 かったのですが・・・

 どうなのでしょう?


  
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  何をするの?  幼稚園から小学校へ
 ■幼稚園から小学校への準備

  「あそこの幼稚園出身の子は、小学校に行ってもガサガサしてなくて
   先生の話をしっかり聞いて勉強もできるんですって・・・」


  と、小学校に上がった子ども達のうわさを耳にして、それが
  その幼稚園のイメージになることも多いようです。


  幼稚園は、幼稚園教育要領に基づいた教育的指導も行います。

  ‘入学までに自分の名前を読めて書けるように’なっていないと
  授業についていくことが難しいとはよく言われます。


  自由保育の幼稚園でも、勉強のための‘書く’ではなく、

  たとえば制作をして作品を作ったら、自分で名前を書いたり、
  砂場で‘字かくし’ゲームをしたり、遊びながら興味を持つような
  働きかけ
はします。


  小学校授業のハイペースや、教科の指導内容の削減に伴う授業の
  中での説明省略など、‘ゆとり教育’のしわ寄せがきて、子ども達の
  全体的な学力低下が叫ばれたり、

  授業を理解する子と理解できない子の差が激しかったり、

  ‘学級崩壊’ならぬ家庭内暴力、少年犯罪が低年齢化して、小学生が
  荒れてきていたり、

  いろんな問題があげられます。


  そういう、時代に伴う小学校問題にそって、

  ‘強制的に、イヤイヤ、人に言われての勉強’の前に

  ‘何でも知ることが楽しいときに、興味をもつきっかけを作って
   その好奇心を満たしてあげられる形での勉強(遊び)’


  を幼稚園教育の中で取り入れていくことがとても大切だと思います
  (知的な勉強だけではなく、情緒コントロールの勉強も含めて)。


  ‘人の話を聞く’とか、‘落ち着きがある’とか、‘集中力がある’
  とか、そういう問題はその‘知る楽しさ’がわかれば身について
  きます。

  そして、それは習慣にもなります。


  小学校3年生の授業を参観する機会があったのですが、

  常に足元が動き続けている子ども(上靴を脱いで、足でその上靴を
  クルクルクルクル回し続けている)、

  隣の子にちょっかいを出す子ども、

  頭の位置が定まらず、キョロキョロする子ども

  などなど、落ち着きのない子どもがチラホラといました。



  幼稚園は個人の机というものはありませんので、足元の行儀にはよく
  目がいきとどきます。姿勢と足元に関しては手遊びなどの整理遊びや
  呼びかけで悪い習慣がつかないように注意して、

  あとは子どもが集中できるような話の抑揚・間・リズムを考え、
  ‘話を聞くことが面白い・引き込まれる’ように気をつけます。

  話を聞いて自分の興味が満たされることを知ると、子どもはもっと
  もっと‘聞きたい・知りたい’と思うものです。


  そういう先生と子どもの関係がしっかり築かれているか、は大切です。
  そしてそれがそのままその幼稚園のカラーやイメージになることも
  あります。

  が、同じ幼稚園でもクラスカラーも全く違いますし、まして小学校に
  上がってからの様子だけでの、幼稚園判断は単なる先入観でしか
  ありません。

  先入観に惑わされずに、幼稚園やその園の子ども達を見てみて
  くださいね。

                                           


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