EQ（心の知能指数）と子ども～Kids Canvas～EQ・IQを伸ばす育児の知恵と幼児教育

　　EQ・IQを伸ばす育児の知恵と幼児教育

　　　ＨＯＭＥ　　｜　　EQって？　　｜　　EQを伸ばす　　｜　　あなたのEQ

　EQって？＜EQ

　環境の変化とEQ 　楽しい環境とEQ 　集団生活とEQ 　失敗とEQ

　　　　　　　　　　　　　　EQ＝‘こころの知能指数’ 　ということばはアメリカの　心理学者、ピーター・サロ　ヴェイとジョン・メイヤー　によって1990年に初めて用　いられました。 ○自分の情動を抑制する能力 ○自分にやる気を起こさせる能力 ○順応性と根気 ○他者に共感する能力 ○人間関係を円滑にする能力　などなど　そして、　「人生で成功できるかを決　めるのはEQの高さである」　1995年、　ダニエル・ゴールマン著　『こころの知能指数』　によって、EQについての　関心が一般に広まりました。　　　　　『こころの知能指数』　　　　　　　　　　　　　

　　　IQ（知能指数）は、知能テストで出された知的能力（知的年齢と　　実年齢との比率）です。　　IQが高ければ良い学校、良い会社に入れる可能性も高まります。　　ではEQって？　　IQを伸ばして、良い大学に入って良い会社に就職してほしい、　　それが子どもにとっての幸せだったら、幸せを願わない親はいない　　ですね。　　良い大学を出て一流企業に就職して・・・　　けれど大きな仕事を目の前にしてプレッシャーで押しつぶされたり、　　ストレスから苛立ちをつのらせたり、協調性に欠け人間関係がうま　　くいかなくなったり・・・、
　　せっかくの知的能力、実力が発揮できずに、大きな壁・挫折を乗り　　越えることができなかったとしたらどうでしょう？　　EQは、自分の感情を上手にコントロールして、プレッシャーを　　やる気に変えたり、ストレスを気分転換で発散したり、人間関係を　　築いて、大きな壁・挫折を乗り越えていく能力、　　社会的バランスで、　　生きていく上で必要な能力のことです。　　EQが高いということは、　　壁にぶち当たった時、困った時にたくさんの人から助けをかりられる　　人望があるということ、　　問題解決後も思いやりをもって人に接して集団の中で調和を保てる　　ということ。　　つまり、EQが高い人は、持っている知的能力、実力を充分に生かす　　ことができ、本当の意味で幸せといえるのではないでしょうか？　　感情というのは人の最も人らしい部分です。それを上手くコントロ　　ールできる・できないで、人生が豊かになるかならないかに分かれ　　ます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　「大学進学適性試験の数学で500点しか取れなかった学生は将来、　　　数学者になろうと思わない方がいいかもしれない。　　　でも‘自分で事業を始めたい’とか‘上院議員になりたい’とか　　　‘百万ドルもうけたい’という夢だったらあきらめる必要はない。　　　試験の成績なんて、その他もろもろの才能が生かせるかどうか　　　に比べたら、ちっぽけなものだ」　　　　　　　　　　　　　　　　　by 　リチャード・ヘルンシュタイン　　　　　　　　　　　　　　　　　　チャールズ・ミューレイ　　この　　‘その他もろもろの才能が生かせるかどうか’ 　　がEQです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時代の変化で、‘学校に行きたくない’なら無理に行かなくても、　　フリースクールというものがあったり、家庭でオリジナルな教育法　　で教育していくというスタイルも見られるようになりました。　　また親が子どもに望むことも、　　‘思いやりのある子’ 　　が最も多いです。　　実際そのように願っているのに、いざ子どもを目の前にすると、　　近所の○○ちゃん・同じクラスの△△くんと比べて　　‘何してるの？’‘ダメネェ’　　　となってしまう、お尻をたたいてしまう。　　持って生まれた資質、才能、個性はひとりひとり違います。　　才能の生かし方もまた、人それぞれです。　　才能の生かし方、EQを高めるには、まず　　親自身が感性を豊かに持ち、自分の感情をコントロールして　　接していくことなのです。　　　　EQの向上は幼児期の教育にかかっている　　子どもはまず、お母さん、お父さん、身近な人との関係の中で　　少しずつ社会的バランスの土台を築いていくのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　ＨＯＭＥ　　｜　　EQって？　　｜　　EQを伸ばす　　｜　　あなたのEQ　　　　　　　　　　　　