Kids Canvas  EQ・IQを伸ばす育児の知恵と幼児教育
   HOME  |  絵本好きになる読み聞かせ  |  読み聞かせのタブー  
 読み聞かせのタブー<絵本 
  絵本の読み聞かせ
絵本が好きになる

 L@絵本は教科書?
 LA絵本はテレビ?
 LB眼で対話する絵本?

読み聞かせのタブー

 LC読み聞かせ前のタブー?
 LD読み聞かせ後のタブー?
 LE対象年齢にこだわる?
             

 幼稚園では、ひとりひとり
 違う個性を持つたくさんの
 子ども達が、いろんな絵本に
 親しみ、想像力を高められる
 ように、毎月新しい絵本を
 届けてもらっていました。

 そのひとつが、この
 
「こどものくに」の絵本です。


    
 こどものくに たんぽぽ版


    
 こどものくに ひまわり版


   
 こどものくに チューリップ版


 定期購読は幼稚園などの大きな
 団体だけと思ってあきらめて
 いませんでしたか?


             
 

 ≪E 対象年齢にこだわる?≫  
絵本絵本の対象年齢にこだわり過ぎないようにしましょう!


  絵本には対象年齢が記されているものがあります。

  また、絵本には記されていなくても、
  ‘この絵本は○才〜○才向き’という情報が、
  経験者の話から定着しているものもあります。


  この対象年齢にこだわり過ぎると、子どもが興味をもつ絵本との
  出会いのタイミングがずれて
しまうことがあります。

  子どもはみんなひとりひとり違います。

  興味の対象も、好き嫌いも、感性も・・・。

  その絵本がいつ、そのひとりの子どもに大きな刺激を与えるかは、
  その子どもにしかわかりません。


  子どもが興味をもてば対象年齢にこだわらずに、その絵本に
  触れられるようにしてあげてくださいね。



  「この絵本は、○○ちゃんはもう卒業よ

  とか、

  「この絵本は、○○ちゃんにはまだ難しいのよ

  なんて、言ってませんか?

  ‘卒業’や‘難しい’は、絵本にはありません。

  ‘現在(いま)、好きか嫌いか’‘現在、お気に入りか眼もくれないか’
  を決めるのは子ども自身です。


  絵本には‘卒業’がないというのは、

  [子ども達が大好きなおすすめ絵本]はすべて(@〜)そうですが、
  たとえば、

  『わすれられないおくりもの

  は、大切な人とのつながりや、かかわり方を考えさせられ・・・、

  『100万回生きたねこ

  は、本当の安らぎ、本当の幸せって?語りかけられるような・・・、
  おとなの心にまでもとても響く絵本だからです。


  逆に、そんな絵本なら、
  ‘卒業’はなくても、‘難しい’のでは・・・?
  と思われるかもしれません。

  確かに、ことばが難しかったり、お話が長かったりすると、
  低年齢には、‘読み聞かせ’は難しいです。

  が、‘聞かせ’なくても、‘見る’楽しみがあります。

  優しい色使いとラインタッチの、
  スーザン・バーレイ(『わすれられないおくりもの』)、
  林明子(『はじめてのおつかい』)などなど、子どもの心が
  ひきこまれる絵はたくさんあります。


  ただページを繰るだけという姿も見られますが、それがお気に入りなら
  ‘難しい’と遠ざけずに、その絵本をそばにおいてあげましょう。

  その子どもなりの今までの経験や思いによって、いろんな想像の世界を、
  繰り広げているはずです。


  ただ、間違えていけないのは、
  子ども自身が興味をもった絵本・・・ということです。
  決して、親の感性ではなく・・・です。



  [絵本の読み聞かせ]で紹介している絵本は、タイミングを大切に
  していただきたく、対象年齢で分けてはいません。

  まずは図書館などで、いろんな絵本との出会いを経験して、
  子どもの感性を確認しながら、対象年齢にしばられず
  ‘お気に入り’の絵本を用意していってあげてくださいね。
                                          いい絵本は、時代や国境を越えて親しまれるものです!
  [子ども達が大好きな絵本]&[おすすめ絵本]
NO.  絵本  どんな絵本?  著者
 1

 わすれられないおくりもの
 友達から頼りにされ慕われていたアナグマ
 が、年をとって死んでしまいました。
 友達はみんな深い深い悲しみをかかえ、
 忘れられない思い出を語り合い・・・。
 人とのつながりを語りかける、心に響く
 優しい絵本です。  
 スーザン・バーレイ 絵

 小川仁央 訳
 2

 100万回生きたねこ
 いろんな人に飼われて、100万回死んで
 100万回生きたとらねこ・・・、ねこは
 100万回生きて一回も、なきませんでした。
 あるときねこは、誰のねこでもなく自分の
 ねこになり、そして初めてなきました。
 それは・・・。
 佐野洋子 作
 3

ずーっとずっとだいすきだよ
 ぼくと一緒に育ったエルフィーは世界で
 一番すばらしい犬。ぼくはエルフィーの
 ことが大好き。家族のみんなもエルフィー
 のことを大好きだったけど、誰も「好き」
 って言ってやらなかった。言わなくても
 わかると思っていたんだ。けれど・・・ 
 ハンス・ウィルヘルム 作

 久山太市 訳
 4

 はじめてのおつかい
 5才のみいちゃんが、初めておつかいに行く
 ドキドキな話。道中でのハプニングや
 なかなか牛乳を買うことができない場面
 では、子ども達も心配そうな顔になり、
 みいちゃんの気持ちに自分を重ね合わせて
 ストーリーの世界を楽しめる絵本です。
 筒井頼子 作

 林明子 絵
 5

  なんでもひとつ
 犬のオリバーは古い家にひとりで暮らして
 いました。小さな家には小さな窓、小さな
 ドア、小さなテーブルに小さないす・・・
 お気に入りのものがなんでもひとつずつ
 そろっています。けれど大事なひとつが
 まだ足りない。それは・・・
 メリーアン・ホバーマン 作

 マージョリー・プライスマン
             絵

 ほむらひろし 訳

                              Dへ 



                                                        
   HOME  |  絵本好きになる読み聞かせ  |  読み聞かせのタブー            Kids Canvas
Copyright(c) Kids Canvas.2004〜.All Rights Reserved.