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     『 変わる教育と迷う子育て 』  小1保護者



     この4月に小学校に入学した保護者のことば〜

     「 担任は若い先生が良かったけど、
       年配の先生で残念!」


     と。


     数年前までは…

     「 若い先生は子どもは喜ぶけど親が不安!
       ベテランの先生が良い! 」


     だったが…。


     いまは全く逆で、

     「 若い先生 」 が良いと言う保護者だった。





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     ということで、今日は…


     「 変わる教育 」「 迷う子育て 」 について…



     「 担任は若い先生が良かった! 」

     よくよく聞いてみるとそのことばの裏には、

     「 時代も教育も変わっていくけど、
       年配の先生の考え方は変わらない 」


     とか、

     「 若い先生なら子どもたちと一緒に汗を流してくれる 」

     という意味が込められていました。

     加え、何よりも若い先生は「 子どもが喜ぶ 」 ことも

     大きいようです。

     キャリアによる考え方の違いだけではなく、

     教育は、目指すところは同じでも、

     そこに行き着くまでの方法はそれぞれ異なることがあり
ます。
 
     顕著なのは、

     厳しくするべきか、厳しさはいらないか

     という面です。

     いわゆる、

     ほめて伸ばすだけでは子どもはわがままになるとか、

     いや、そんなことはないとか…。

     それに賛同する、しないという保護者の教育方針もまた

     それぞれです。

     叱ることの必要性やタイミングは、

     先生もですが、

     言い過ぎたとか、感情的になってしまったとか〜

     毎日の生活の中で、

     お母さまやお父さま、みなさんも、

     迷い迷いの子育てなのではないでしょうか?


     教育のプロ、先生でも

     何が良くて何が悪いのかという判断基準がそれぞれ
です。

     また、先生としての立場では自分の信念にそって

     子どもたちと向き合えても、

     我が子となると、そうはいかない場面も出てきます。

     保護者のみなさまが迷われるのは無理もないこと!


     たくさんたくさん迷うということは、

     「 迷う 」 くらい、たくさんの選択肢が頭にある

     ということ!

     それだけ 「 育児 」 に関する勉強をしてきたということ!


     「 医者により 切ると切らぬが食い違う 」 じゃないですが、

     最終的な自分自身の判断に納得できるように

     知識を持っていることは安心材料
になります。

     「 厳しさ 」 は、「 子どものため 」 という名目も

     「 果たして今のケースは本当に
        子どものためなんだろうか? 」

     とか、

     「 他の子どもと比較して
       あせっているだけなんじゃないかな? 」


     とか…振り返ったり、

     次のタイミングでは、ゆとりを持っての対応ができたり、

     「 迷い 」 は次につながることと受け止め

     手探り育児で大いに試行錯誤していきましょう。

     迷って得られた道を進んでいきましょう。


     「 若い先生が良かった 」

     というお母さまのように

     ご自身の「理想」を描きながら

     これから変わっていく教育に関心を寄せることも大切



     子どもが1年生なら、親も1年生

     共に成長していきたいですね。


     新学期がスタートして約3週間、

     新しい環境での緊張感も少しずつ和らいできた頃でしょうか?

     ゴールデンウィーク明けにはまた異なる気持ちが

     出てくる子どもたちですが、

     行きつ戻りつ、階段を上っての成長〜

     楽しみにしたいですね。





     「 人間は、努力するかぎり迷うものである 」

       by  ゲーテ





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