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![]() 『 夏休み子ども科学電話相談 』 夏休み恒例の 「 夏休み子ども科学電話相談 」 での、子どもたちの質問〜 「 とうもろこし(実)は、 どうしてきれいに一列に並んでいるの? 」 「 カブトムシとクワガタは どうして結婚できないの? 」 という、生き物の不思議から、 「 どうしたら虫が怖くなくなるの? 」 という、自分自身の問題克服まで〜 ふと感じる疑問を そのまま口に出す、子どもたちだった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ということで、今日は… 偉大な科学者だと言われる子どもが持つ、 「 なぜ?」 「どうして?」の疑問・質問 について… ラジオから流れる、 「 夏休み子ども科学電話相談 」 のテーマ曲! そして元気いっぱいな子どもたちの声を聞くと 「 夏休みがきたんだな〜 」 と思います。 そして、子ども達の素朴な疑問の目の付け所に ついつい感心してしまう毎日です。 「 きれいに並んだとうもろこし 」 や、 「 カブトムシとクワガタの結婚 」 の ‘ 不思議 ’ などは、 「 ん?なぜなんだろう? 」 と、こちらも思わず考えてしまいました。 ニュートンが、 「 なぜ、りんごは落ちるのだろう? 」 という自分自身への質問から 万有引力を発見したように、 当たり前を見過ごさずに、素朴に 「 どうして? 」 と、疑問に思うところから、 驚きや新しい発見が得られます。 「 どうしたら虫を怖くないと思えるか? 」 という 質問には、 逆に 「 好きな虫は? 」 「 嫌いな虫は? 」 「 どうして嫌いなの? 」 と、質問し返していた先生方! 自分の中にその答えが浮かび上がってくるのが 一番だろうな…と思いながら聞き入ってしまいました。 「 どうして? 」 「 なぜ? 」 と、子どもが尋ねてきたら… すぐに答えを与えるのではなく、 「 どうしてだと思う?」 と逆に質問を返すこと! すると、子どもは、 「 ○○だから 」 と、自分なりの答えを考えて口にします。 それが本当の答えかどうかいっしょに考えていくこと…。 簡単に解けた疑問よりも、 考えて、調べて、試行錯誤して導き出して得た答えほど 真の理解につながります。 そしてそこからまた枝葉が広がっていきます。 頭にも心にも刻まれ、残ります。 大人としては、教えてしまうのは簡単です。 質問を投げ返すと、時間がかかり、 ともすると、 「 どうしてそんな簡単なことがわからないの? 」 とイライラしたりもします。 ただ、ひとつではない答えに考えを巡らせることで 新しい発見や問題解決につながることも有ります。 将棋の藤井四段が強いのは、 あえて不利とされる戦法で挑むからだと聞いたことが あります。 常識や正攻法にとらわれず、 何事も、深く掘り下げていくと、 新しい力となる…ということを、 子どもたちが教えてくれているような気がします。 子どもたちの、「 どうして? 」「 なぜ? 」には 時間と気持ちのゆとりを持って向き合いたいですね。 「 重要なことは、疑問を止めないことである。 探究心は、それ自身に存在の意味を持っている 」 by アインシュタイン INDEX <前号 次号> ![]() Copyright(c) Kids Canvas.All Rights Reserved.
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