![]() |
HOME | INDEX |
![]() 『 触れ合い 』 4歳児 遠足予定の日が雨になり、延期になった。 楽しみにしていた遠足がなくなったので、 部屋で、 「 バスごっこ 」 のリズム遊びをして 遠足気分を味わって楽しむ。 ガタガタ道を通って、 身体を寄せ合って おしくらまんじゅうをしたり、 足のトンネルをくぐったり、大喜び!! 友達と、ただ手をつなぐだけでも嬉しい子どもたち!! 身体と身体を触れ合わせると、 嬉しさももっともっと大きくなるといった感じで、 おしくらまんじゅうをするたびに、 また、足のトンネルに友達がひっかかるたびに 大声をあげて喜んでいた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ということで、今日は… 触れ合うことについて… 肌と肌、身体と身体を触れ合わせることで、 安心感が生まれます。 これは大人もそうですね 不安なとき、気弱になっているとき、 病気のとき、さびしいとき、 手を握ってもらうだけで、気持ちが落ち着いたり… 抱きしめてもらうと、すーっと何かつかえていたものが おりていったり…。 大人は… そういうネガティブな気持ちのときに、触れ合いによる 安心感を強く感じ、 元気なときには、あまり必要としないことが多いのですが…。 子どもは… ネガティブな気持ちになれば、 泣いたり、怒ったり、叫んだりして、その気持ちを 吹き飛ばそうとします。 そんな子どもに対して親(大人)は、 抑えつけるように諭したり、叱ったり … という対応をしてしまうのですが… 大人がネガティブな気持ちのときに触れ合うことで 落ち着くのと同じで、 そういうときは、そっとぎゅっと抱きしめてあげると… 子どもも落ち着くのですが…。 そして、子どもはネガティブな気持ちのときに限らず、 肌と肌を触れ合わせること、 身体と身体を触れ合わせることを、 とても喜び、その喜びを素直に表現するのです。 お母さん・お父さんのぬくもりを、 子どもは、生きていく上で最も求めています。 安心できる場所、守ってくれる人のぬくもりを…。 そして、お母さん・お父さんのいない場面でも、 先生と、 友達と触れ合うことで、 安心できる空間、自分を理解してくれる人がいること、 その世界が広がっていくことが、 子どもの心をさらにさらに成長させてくれます。 身体が触れ合うたびに、 大声をあげて喜ぶ子どもたち… たくさんたくさん、安心感を与えてあげたいですね。 INDEX <前号 次号> ![]() Copyright(c) Kids Canvas.All Rights Reserved.
|