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      『 コロナ禍のサンタクロース 』  4歳



     コロナ禍でいろんな行事がなくなったり縮小する中、

     サンタクロースもコロナで来ることができないかも?

     という話になった。

     すると…


     「 おひげがたくさんあるから

       おひげがマスクになって 大丈夫なんだよ 」



     と、サンタクロースがやってくることだけは信じて

     楽しみにしている子どもたちだった。





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     ということで、今日は…


     どんなに我慢が続く状況でもネガティブにならない、

     子どもの捉え方について…




     いまこのときを最大限に楽しむこと

     困難な状況でも発想を転換して、できないことはないと

     信じること
にかけては、

     子どもたちはとてつもないエネルギーを発揮します。

     それは、やってみてダメだったとか、叶わなかったという

     挫折の経験がまだまだ少ないからだともいえますが…。

     年齢が小さな子ほど、

     子どもたちの中に「 諦める 」という文字はありません

     これでもダメなら次はこれ!

     それでもダメならこれはどうだ


     と、考え出してきます。

     サンタクロースのひげをマスクに見立てるという想像力は、

     子どもならではですね?

     サンタクロースがコロナに負けるわけがないと思っています。


     年齢を重ねて、

     「 やってみてもできなかった 」

     という経験が増えてくると少しずつ、

     「 無理なんじゃないかなあ? 」とか

     「 できない! 」ということばも聞こえてきます。


     やる前から「 無理 」ということばを聞いて

     「 なに言ってるの!

       やってみないとわからないでしょ! 」


     と強く叱咤激励されたこと、おありではないでしょうか?


     ただ、そんなふうに「 できない 」という子どもの気持ちを

     押さえつけても、

     「 じゃあ やってみよう 」とはなかなかなりませんね?

     お互いにイライラしてくるだけ…

     やる前から諦める我が子に歯がゆい思いがわき起こってきます。

     子どもも子どもで、言われれば言われるほど

     やる気はさらになくなっていき
ます。

     そんなときは、


     「 今までいろんなことに挑戦したからこそ

       今度もそんなふうに見通せるんだね?

       見通す力も大切なんだよ。

       すごいね。

       じゃあ、今までやった方法と違う方法を

       試すチャンスじゃない? 」
と、


     「 無理 」「 できない 」という子どもの気持ちを

     否定することなく


     発想を変えたり、挑戦する回数を増やしたり、

     目標達成に向けて粘る心を育てるチャンスに変えたい
ですね?


     大人にとっては思うにまかせない「 ウィズ コロナ 」ですが、

     子どもたちにとっては、

     マスクもソーシャルディスタンスも手洗いも…

     「 いつもと変わらない日常 」です。

     今を楽しむ前向きな子どもたちです。

     コロナに負けないサンタクロースがやってきて

     子どもたちに笑顔があふれますように!

     良いクリスマスを!!





     「 必要なことはただひとつ

       できると信じることだ 」


      by  アンソニー・ロビンズ





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