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はじめに![]() ![]() 「あのね先生、ぼく、これだけ待ってたの」 と、両手を広げる子ども。 幼稚園に勤めて数ヶ月の‘超’がつく新米の6月、 喘息が出て3日間欠勤してしまった翌日、 私の顔を見て嬉しそうに話してくれた子どものことばです。 思わず‘ムギュウッ’って抱きしめてしまいました。 子ども達にとって ‘担任の先生’は代わりがきかない、 園長先生の遠まわしなグサッとくるお小言より、 この、子どものことばがそれ以来ずーっと 私を突き動かしてくれました。 (以来欠勤なし・・気の持ちようを実感!) また、ショックな事件もありました。 「よしてや」 これは関西弁で、 「入れて」+「や」(「仲間に入れてーや」) という意味なのですが、 このことばを友達から言われて 「意地悪ばかりされる」 と思い込んだ子ども(入園までは関東在住)が、 登園拒否、そしてとうとう退園してしまったのです。 お母さまとも何度も何度も話し合ったのですが 引き止められませんでした。 ![]() もっともっといろいろいろいろあった 1年生先生から20年弱?、 子どものことばに突き動かされ、 子どものことばに突き落とされ、 子どもにとっても ことばがけひとつで笑顔いっぱいやる気満々、 ことばがけひとつで意気消沈やる気なし、 いろんな事を学んだ幼児教育現場から、 ‘ことば’のことはもちろん、 子どもを伸ばす情報あれやこれやを お伝えします。 育児の理想は‘ほめて伸ばしたい’けれど 現実は‘怒ってばかり’・・・ 頭に描いていた子育てはいったい何処へ?? 育児・子どもの教育に悩み、迷い、 戸惑っていらっしゃる皆さんに 明るいそして具体的な道案内ができればと 思っています。 ![]() HOME | プロフィール Copyright(c) Kids Canvas.2004〜.All Rights Reserved.
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